空気線図とは湿り空気(水蒸気を含む空気)の性質を表した図で、乾球温度、湿球温度、露点温度、絶対湿度、相対湿度、エンタルピなどの要素を求めることができます。 またこれら要素のうち2つがわかれば、その他の要素をすべて空気線図を用いて求めることができます。
今までの説明で登場した「温度」(乾球温度)が横軸に、「絶対湿度」が縦軸、そして「相対湿度」が右上がりの曲線でグラフの中に示されています。この3つのうち2つがわかれば、グラフ上でそれぞれの数値の交点から、残るもうひとつの数値がわかるというわけです。
右図が実際の空気線図です。比容積や湿球温度、エンタルピなどが示され、このように見かけがかなり複雑なグラフです。
除湿ナビでは簡略化したイラストを用います。
露点とは、露点温度といい、気体(空気)が冷却され含まれている水蒸気が露(液体)になるときの温度のことをいいます。
ある温度において、空気が含むことのできる水蒸気量の限界を「飽和水蒸気量」といい、その限界(飽和状態)を越えた分の水蒸気が露となって現れます。このときの温度が露点(露点温度)です。
温度が高いと含むことのできる水蒸気量も多いので露点は高くなり、逆に温度が低いと露点も下がります。
前項で登場した「空気線図」では、相対湿度100%のラインがその温度における「露点」になります。
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